省エネ法にもとづく「エネルギー使用状況等の定期報告書」の作成を手間に感じている方は多いのではないでしょうか。ここでは、報告書の作成を効率化するための方法を、紹介します。
特定事業者などに提出義務がある、エネルギー使用状況等の定期報告書(以下、定期報告書)には、エネルギーの使用状況を報告する欄があります。具体的には、1年分の「エネルギー使用量」「エネルギー消費原単位」「電気需要平準化評価原単位」などです。
これらの数値を求めるには、電力やガスなどの使用量を細かく分析する必要があり、これを手作業で行うと実に手間がかかります。一つひとつのメーターをチェックしたり、サーバーに保管されたデータを拠点ごとに取り寄せたりしながら、エネルギー使用量を原油換算で求めるといったアナログな方法で進めている方も少なくありません。
報告書の作成作業は年に一度でも、そのデータは一年を通して確認していかなければならず、そのために専門の人員が汗をかきながら集計しています。そのエネルギーこそ、省エネをする必要があるのではないでしょうか。
こうした手間を大きく改善してくれるのが、エネルギー監視システムです。エネルギー監視システムを導入すれば、「エネルギー使用量」「エネルギー消費原単位」「電気需要平準化評価原単位」といったデータを自動集計でき、定期報告書の作成を効率化します。
エネルギー監視システムは、さまざまなメーカーから提供されていますが、ここではクレアビジョンの「EverGreenVision」について紹介しましょう。
エネルギー監視システム「EverGreenVision」のいちばんの特徴は、既存の計測機器を活用してシステムを構築できること。ハードウエアの制約が無いため、中央監視装置(BA)やSCADAなどをすでに運用している場合でも、システムリプレイスができ、既存設備の運用を変えずに反映することが可能です。1から構築する場合と比べて、イニシャルコストの削減にもつながります。
クレアビジョンは、さまざまなシステム開発に携わっており、エネルギー監視システムに関しても10年以上の実績があります。その実績から、どのような機器やシステムでも、また拠点数も問わず、ニーズにあわせてカスタマイズすることが可能です。
定期報告書作成に必要なデータを迅速に作成できることはもちろん、計器類やPLC、電力計、Remote-Io機器などのハードウエアもお客様のニーズに合わせて提案できます。
省エネ対策は、導入時だけでなく持続的に行っていく必要があります。それにともない、システムに何らかの変更を加えるケースも出てくるでしょう。
クレアビジョンなら、省エネ対策をPLCで制御、データ加工、閲覧方法をカスタマイズといったことにも柔軟に応じられます。スモールスタートから拡大していくといった、システムの拡張にも対応可能です。アフターフォローを含めて、クレアビジョンが長きにわたってよきパートナーとなってくれるでしょう。
エネルギー監視システム「EverGreenVision」が解決できる様々な課題は、以下の公式ページからご覧になれます。省エネを推進したい企業、エネルギーマネジメントシステム導入を検討している企業の多くが抱えている課題を、ソフトウェアから解決するクレアビジョンなら柔軟に解決できるでしょう。