日立(グループ)

目次
日立産機システムのエネルギー監視システム関連イメージ

引用元:日立産機システム
https://www.hitachi-ies.co.jp/solution/energy_fems/energykanri.html

日立グループは1910年の創業以来、社会の発展と人々の暮らしの向上を支え続けてきた企業です。

IT・エネルギー・インダストリー・モビリティ・ライフなどの分野において、さまざまな企業に多用な製品・サービス・ソリューションの提供を続けています。

事業や業種に応じたさまざまな管理システムにより、問題解決を実現しています。

日立グループのエネルギーマネジメントに関する特徴

日立グループは【総合エンジニアリング系】のエネルギー監視システムベンダー

日立グループは、概ねビルや工場における電気設備や設備管理に関わるシステム構築のひとつとして、エネルギーマネジメントシステムを取り扱っているタイプのベンダーといえます。
当「エネ監ポータル」では、エネルギーマネジメントシステムを提供する事業者を、4種類のルーツに分類して紹介しています。それぞれの事業者が持つ経緯を読み解き、EMSベンダー選定の参考にしてみませんか?

エネルギー監視システムの
特徴・おすすめポイントを比較してみる

省エネと見える化を実現するエネルギー管理システム

高効率な省エネ機器の製造メーカーである日立産機システムが提供する、省エネと見える化を実現する工場エネルギー管理システムが「SAN FEMS」です。

見える化を推進する電力監視システムや各種機器の省エネ制御・監視、PLC・ネットワーク活用の省エネ制御・監視を行うことにより、省エネの実現を支援します。

省エネの計測診断サービスで多くのノウハウを習得し、自社工場での取り組みなどによる豊富な実績を元に工場全体の最適化を図ります。

電力の見える化と制御による省エネ・節電

オフィスやマンションなどの設備のメンテナンスを主に行っている日立ビルシステムの提供するエネルギー管理・制御システムが「BIVALE」です。

使用電力量の見える化と空調や照明の制御により無理のない省エネルギー・節電を実現し、デマンド監視による制御で無理なく継続することが可能になります。

ビルのオーナーや管理者、テナントなどさまざまな方がデータの閲覧・遠隔操作を可能にするBEMSで、省エネ・節電をサポートします。

日立グループの地域エネルギーマネジメントシステム

日立グループのエネルギーマネジメントは再生可能エネルギーの普及や柔軟なエネルギーインフラの実現に貢献します。

供給・需要・貯蔵・制御の4要素を基本モデルとして考えており、配電自動化システムや配電系統を安定化させるシステム、デマンドサイドマネジメントによる再生可能エネルギーの活用などのソリューションを提供します。

地域特性に応じた幅広いニーズへ対応と自律分散型のシステム構成により高信頼なエネルギーインフラを実現します。

日立グループのエネルギー監視システムを構成する製品

EcoAssist-Enterprise (エコアシストエンタープライズ)

他社のソリューションを含めてここに集積したデータを一元化できるシステムです。環境活動の取り組みに必要なデータを管理します。温室効果ガスの排出量、エコマーク製品使用比率、総物質投入量などの環境情報を各拠点から収集。海外からも収集可能です。環境情報は、管理すべき項目などが時代によって変化します。そうした変化にも対応できるよう柔軟なデータ構造になっているのが特徴のひとつです。

BIVALE (ビヴァーレ)

「エネルギー」「セキュリティ」「ビル管理」の統合管理ができるソリューションサービスです。クラウドサービスなので、新しい機器やソフト、サーバーなどを用意する必要がありません。既存のビルにも簡単に導入可能。まずはひとつのサービスから導入し、徐々に他のサービスを増やすという拡張にも柔軟です。

Enewatcher (エネウォッチャー)

空調や換気、電気設備などの消費エネルギーの見える化を追求し、省エネ活動をサポートします。消費エネルギーの傾向を視覚的に把握できるので、計画的な省エネ活動を実施できるでしょう。同一LANに接続されたパソコンなら、どこからでもグラフを閲覧可能。全員に消費エネルギーデータが共有でき、省エネ意識を高められます。

H-NET

工場の電気、ガスなどのエネルギー、圧力、濃度などのユーティリティ監視、絶縁監視ができるソリューションです。高精度なエネルギー測定で収集したデータを解析します。無駄を的確に発見。効率のいい削減策を講じられます。

日立グループに関する情報

  • 会社名:株式会社日立製作所
  • 所在地:東京都千代田区丸の内1-6-6
  • 営業拠点:グループ会社(連結子会社)850社

関連ページ>
総合エンジニアリング系企業のエネルギー監視システム(アズビル)

3つの導入理由からひも解く
エネルギー監視システム
おすすめ3選

「エネ監ポータル」では、「自社の範囲に合わせたシステム導入をしたい」、「既存設備の流用がしたい」、 「他社システムとの連携がしたい」、という導入目的に当てはまるシステムを提供している会社を提供会社の分類から1社ずつご紹介します。

ITを軸にしたエネルギー監視システム
クレアビジョンEverGreenVision
クレアビジョン

引⽤元︓クレアビジョン公式サイト(https://clairvision.co.jp/service/ever-green-vision/)

エネルギー監視システム用のソフト開発から、パッケージ化されたシステムの提供までを実施。ITを軸にした価値提供をしています。

EMSの特徴
  • 監視できるエネルギーの範囲や機能にほとんど制限がない
  • 既存計器や安価な機器も組み込める
  • 電気や水・ガスなどのエネルギーを計測できる
  • IoTに関連した機能により故障予知や原単位管理も可能
導入後サポート
充実した監視システム
マクニカKisenseⓇ
マクニカ

引⽤元︓マクニカ公式サイト(https://www.macnica.co.jp/business/energy/products/136384/)

マクニカは世界中の先端テクノロジーを組み合わせた提案・販売を得意とし、技術商社としての立場を確立してきた企業です。

EMSの特徴
  • 世界的に多数の導入実績があるEMS
  • センサーを中心に扱っている企業のため、知識力が高い
  • データレビューのサービスがあり、導入が無駄にならない
  • Windowsの操作に似た操作感で直管的に使える
ガスと電気の総合自動制御システム
東京ガスエネルギーサービス
東京ガス

引⽤元︓東京ガス(https://eee.tokyo-gas.co.jp/service/energymanagement/detail.html)

ガスと電気を対象にした自動制御によるエネルギーマネジメントシステムを提供。気象情報データと連動させた計画運転も可能です。

EMSの特徴
  • 遠隔での監視・運転制御により省コストを実現
  • 室温に応じた省エネ運転を室外機の遠隔制御により自動で行う
  • 遠隔監視により故障予知や省エネ運転なども可能

【選定条件】
「エネルギーマネジメントシステム」としてピックアップした事業者について:2023/6/30時点、「エネルギー管理システム」「エネルギーマネジメントシステム」「エネルギー監視システム」でgoogle検索を実施し、100位以内に表示された事業者52社から選出。
「自社の範囲に合わせたシステム導入をしたい」「既存設備の流用がしたい」「他社システムとの連携がしたい」「複数メーカーの機器を一元管理したい」という要望に応えられる事業者の内、各業種の分類から実績数が明確かつ多い企業をおすすめとして掲載しています。