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エネルギーマネジメントシステム導入事例集

目次

エネルギーマネジメントシステム(エネルギー監視システム)の基本的な情報をはじめ、企業・団体の導入事例もあわせて紹介します。

すべて【どんな企業が】【どんな課題を感じて】【何をどのように導入して】【どんな効果が得られたのか】という形に見やすく整理しました。

目次

エネルギー監視システム(エネルギーマネジメントシステム)の役割

エネルギーマネジメントシステムを導入すると、電気などのエネルギーの使用状況を容易に把握できるのはもちろん、そのデータを分析することで無駄な使用エネルギーを削減でき、経費削減につなげられます。近年では、インバータなどの制御機器を活用することにより、消費電力を自動で制御するシステムのニーズも高まっています。

エネルギーの見える化

エネルギーマネジメントシステムの重要な機能のひとつが、使用状況の「見える化」です。「いつ、どこで、どれくらいのエネルギーが使われているか」といったリアルタイムの使用状況を確認でき、そのデータをもとにピーク時の使用量を下げたり無駄な場所を突き止めたりしながら、効果的な省エネ対策が打てるようになります。

事例1.個別のシステムを統合し業務効率化・人的コスト削減
1
企業の情報
印刷メーカ
2
導入前の課題
棟ごとに既設のSCADAが導入されており、エネルギーを監視していたが、独立したシステムとなっていたため、管理業務の効率が上がらない悩みがあった。
3
実施した対策
各システムを統合
4
定量的な効果
PLCは三菱電機製や横河電機製。マルチメータやリモートI/Oは三菱電機製、渡辺電機工業製や第一エレクトロニクス製等と複数メーカが混在していたものを一括管理。
5
定性的な効果
各システム、PLCを一括管理ができ、ご担当者の管理業務の効率向上、人的コストの削減につながった。

参照元:クレアビジョン https://clairvision.co.jp/works/energy-monitoring-system/

エネルギーの自動制御

エネルギーマネジメントシステムには、あらかじめ定めたエネルギー使用量を超える前に電力を自動でセーブしてくれる機能もあります。空調や照明といった設備や、発電・蓄電設備などを自動制御することで、ピーク電力や全体の消費電力を抑える効果も期待できるでしょう。

オフィスビルのエネルギーマネジメントシステム導入事例

各企業・施設のエネルギーマネジメントシステム導入についてご紹介していきます。

事例1.築40年以上のビル管理が容易に
1
企業の情報
洗剤や歯磨きなど、暮らしをケアする商品を数多く提供する会社の所有するビル
2
導入前の課題
省エネ施策において、できることはほとんどやり尽くしていたが、さらなる省エネ対策を推進を実施するうえでBEMSが必要だと判断した。
3
実施した対策
照明のLED化や遮光フィルムの導入などで節電対策を行っていたが、BEMS導入後は、空調や照明など用途別使用電力量を把握できるようになり、空調機の間引き運転も可能に。
4
定量的な効果
室温管理も空調の自動制御により、社員から「暑い」「寒い」といった管理室への連絡も減った。
5
定性的な効果
築40年のビルをさらに長く使い続けるため、BEMSで取得したデータが今後の設備改修工事の参考にもなっている。

参照元:アズビル https://www.azbil.com/jp/case/bsc/nou_419/index.html

病院のエネルギーマネジメントシステム導入事例

医療施設やクリニックのエネルギーマネジメントシステム導入についてご紹介していきます。

事例1.電力の見える化で節電意識も向上
1
企業の情報
1953年に開院した外科診療所。電子カルテをいち早く導入するなどIT化にも注力している。
2
導入前の課題
電力使用量が増え続ける一方で、料金値上げもあって経費削減が喫緊の課題になっていた。
3
実施した対策
節電は職員の意識任せで、個人差もあった。BEMSは導入で個人に頼らず効果的な節電を目指した。
4
定量的な効果
導入前のデマンドは381kWだったが、導入後は332kWまで減少。1日の電力使用量も減少している。
5
定性的な効果
使用電力量の見える化で、エアコンを入れる時間をずらすなど職員の節電意識がさらに高まった。
事例2.モニタニングも一任で本業に専念
1
企業の情報
神戸市で地域に密着した総合病院として、質の高い医療サービスを提供している。
2
導入前の課題
電気料金の値上げ対策に加え、職員に管理運用負担のかからない節電ソリューションを求めていた。
3
実施した対策
以前よりデマンド監視サービスを導入していたが管理負担が重く、電力を自動調整してくれるBEMSに変更し、管理負担の軽減を目指した。
4
定量的な効果
デマンド値を138kWから124kWに引き下げたが、ピーク時もこれを超えない運用を実現。電気料金も半年で20万円も削減できた。
5
定性的な効果
電力使用量のモニタニングも業者に一任しており、本業に専念できるようになった。
事例3.導入2年で25%のエネルギー削減
1
企業の情報
24もの診療科を有す、大阪市中央区の総合病院。公的施設に準じた病院として1951年に開院。
2
導入前の課題
第一種エネルギー管理指定工場の指定を受け、省エネルギーセンターの現地調査対策として、より効果的な省エネ活動の推進が必要になった。
3
実施した対策
空調機プログラムの変更など空調システムを改善したほか、夜間照明やエレベータなどの運転時間の制限も徹底した。
4
定量的な効果
導入初年度は原油換算で約16%のエネルギーを削減、2年目も約9%を削減し、2年間で4分の1程度の省エネを実現。
5
定性的な効果
院内広報誌で省エネ活動を紹介したことで、職員の意識向上につながっている。

参照元:アズビル https://www.azbil.com/jp/case/bsc/nou_397/index.html

事例4.省エネのプロからスキルを学ぶ
1
企業の情報
がん、心臓病、脳卒中を中心に救命救急疾患に特化した高度専門特殊医療機関。
2
導入前の課題
開院時より最新設備を積極的に導入するなど省エネ活動を実施してきたが、より高い次元での対策を求められるようになった。
3
実施した対策
BEMS導入とともに、設備管理のプロフェッショナルに常駐してもらい、運用改善を実施。
4
定量的な効果
エアコン用の熱源水ポンプの稼働を1台減らしても、室内環境に影響がないことが判明。年間47万kWhの電力削減を実現。
5
定性的な効果
設備管理スタッフのスキルが向上し、省エネ対策をはじめ多大な成果に貢献している。

参照元:アズビル https://www.azbil.com/jp/corporate/pr/library/pr/2010/__icsFiles/afieldfile/2011/08/02/azbil1005.pdf

事例5.省エネ対策が飛躍的に前進
1
企業の情報
高度な医療体制を整えた総合病院で、千葉県の基幹病院のひとつ。
2
導入前の課題
より高い省エネ目標を実現するために、中央監視装置の更新にあわせてBEMSの導入による運用管理の拡充を図った。
3
実施した対策
消費電力の可視化を実現するとともに、空調用熱源のポンプ運用をインバータ制御で最適化するなど省エネ対策を実施。
4
定量的な効果
導入後1年で、エネルギー消費量を11.3%削減。
5
定性的な効果
老朽化した設備を更新する際にも、高効率な設備を選択できるなど、省エネに関するスキルも高まっている。

参照元:アズビル https://www.azbil.com/jp/corporate/pr/library/pr/2010/__icsFiles/afieldfile/2011/08/02/azbil1008.pdf

事例6.見える化による分析と対応
1
企業の情報
福岡県北九州市にある、560名もの従業員を抱える医療施設で、看護専門学院も併設されている。
2
導入前の課題
施設の経費削減は地域医療の充実に直結するため歴代の事務局長が省エネに力を入れてきており、導入を検討した。
3
実施した対策
見える化サービスを導入し現状を把握、空調の稼働方法の見直しや講堂での電気の使い方を意識、併設の看護学校への協力依頼などで省エネに取り組んだ。
4
定量的な効果
過去の実績と比較して使用電力量17.3%のダウンを実現している。
5
定性的な効果
生徒も含めたみんなが納得して省エネに取り組み、省エネ活動が当たり前という意識が根付きはじめた。

参照元:日本テクノ https://www.n-techno.org/?p=1973

事例7.環境に配慮した病院の実現
1
企業の情報
1949年に設立され2011年に転院し、全室個室の一般病棟やハイブリッド手術室など555床を有する医療施設。
2
導入前の課題
2011年に移転し「次世代型グリーンホスピタル」として開院しており、その一環として考えられるすべての技術を取り入れるために導入を検討した。
3
実施した対策
自然エネルギーを取り入れた省エネ技術や井水熱利用ヒートポンプ・蓄積システムの導入に加え、BEMSの導入により空調・衛生・電気設備の管理やエネルギー効率の改善サポートなどを利用し、収集データをエントランスの見える化パネルへの表示などに取り組んでいる。
4
定量的な効果
年間の1次エネルギー消費量が従来比で約45%、CO2が約46%、電気料金は約2億5千万円の削減効果が出ている。
5
定性的な効果
国交省の「住宅・建築物省CO2推進モデル事業」に採択され、省エネ対象の最高賞などの権威ある賞を多数受賞している。

参照元:ジョンソンコントロールズ https://www.johnsoncontrols.com/ja_jp/insights/2019/case-study/ashikaga

事例8.設備更新による省エネ・省コスト
1
企業の情報
1995年に開業された介護老人保健施設で、日常生活の介護支援や心身健康維持支援などを行っている。
2
導入前の課題
設備の老朽化に伴うコスト増大に悩まされており、施設運営に支障をきたさないよう改善するため導入を検討した。
3
実施した対策
老朽化した設備の入れ替えに伴い、EMSの導入を行ったことにより空調・給湯設備の自動制御や照明のLED化、エネルギーデータの分析などにより大幅な省エネ・省コストを実現している。
4
定量的な効果
エネルギーコスト及びCO2排出量の削減を実現し、補助金申請要件である省エネルギー率の基準である10%を大きく上回る34.1%を達成している。
5
定性的な効果
エネルギーやコストの削減量が可視化されたことにより、省エネ意識の向上が図れた。

参照元:ジョンソンコントロールズ https://www.johnsoncontrols.com/ja_jp/insights/2019/case-study/villa_kanoya

事例9.患者様に配慮したエコ施設に
1
企業の情報
組織全体で環境負荷低減活動に取り組んでいる医療施設で、京都府を中心に約170の医療・介護関係施設を運営している。
2
導入前の課題
省エネに取り組むにあたって重要な患者様への環境配慮として、温湿度を管理しながら空調の制御ができる、ということが決め手になった。
3
実施した対策
電力センサーや温度・照度センサーを設置しており、空調なども含めて管理できるEMSを導入しています。運用改善策として給湯設備の改善も行っており、エネルギーコストの削減に取り組んでいる。
4
定量的な効果
EMSの空調運転制御を行うことにより、空調使用エネルギーで10%以上、デマンドも30kW削減することに成功している。
5
定性的な効果
無線システムで利用ができるため、患者様への配慮を十分にできる環境で利用することが可能になった。

参照元:EMI https://emi-group.co.jp/casestudy/

事例10.24時間稼働施設の省エネ対策
1
企業の情報
横浜の高台に位置し、約150名が入所する介護老人保健施設で、24時間稼働の施設。
2
導入前の課題
開業11年目を迎え、空調の不調による設備の更新が必要だった。さらに東日本大震災以降は省エネも社会的義務であると感じたため、導入を検討した。
3
実施した対策
空調と証明の入れ替えを行う際に、制御と使用量が確認できるEMSを導入することにした。無駄な運転や消し忘れ、温度ムラなどを自動で制御してくれるシステム。
4
定量的な効果
導入3か月目で使用電力量が前年比21%、デマンドが28%の削減にそれぞれ成功しており、年間での電気料金も大幅に削減できる見込み。
5
定性的な効果
朝礼や会議時にデータを共有することにより、職員の省エネ意識が高まった。

参照元:日立ビルシステムズ https://www.hbs.co.jp/case/bivale/001/

事例11.ソフト更新により省エネを実現
1
企業の情報
もともと渡辺電機工業製の計測器が稼働しており、上位ソフトにて電力量を表示していた。
2
導入前の課題
監視ポイントに制限があるため、お客様が求める監視ポイント数量に応えられなかった。
3
実施した対策
上位ソフトのみ更新を行った
4
定量的な効果
詳細不明
5
定性的な効果
社員の省エネ意識が上がり、全体としても省エネを実現できた。

参照元:クレアビジョン https://clairvision.co.jp/works/energy-monitoring-system-v2/

エネルギーの見える化が省エネ成功の鍵

BEMSイメージ

企業省エネを成功させるには、まずエネルギーの見える化を推進させる必要があります。
エネルギー監視システムは様々な企業から提供されていますが、自社に合うシステムとはどんなものでしょうか。
そこで、エネルギーマネジメントシステムの専門ポータル「エネ監ポータル」では、各社を独自の視点で分類、比較してみました。
エネルギー見える化システム導入の業者選定でお役に立つコンテンツです。

エネルギー監視システムの
特徴・おすすめポイントを比較してみる

工場・製造設備のエネルギーマネジメントシステム導入事例

製造業のエネルギーマネジメントシステム導入についてご紹介していきます。

事例1.機器レベルの消費電力を見える化
1
企業の情報
1955年創業、自動車部品をはじめ精密部品の製造企業。小ロットから大量生産まで行える生産体制を持っている。
2
導入前の課題
コスト削減の一環で節電にも取り組んできたが、さらなる効果を実現するためにもっと精度の高い効果検証を行えるしくみが必要になった。
3
実施した対策
従来は、電力使用量を自動計測できる監視モニターを導入し、全体的なピーク電力の引き下げなどを実施していた。エネルギーマネジメントシステムの導入により、機器レベルの見える化を実現。工作機械停止後の電力消費まで突き止められるようになった。
4
定量的な効果
待機電力やコンプレッサのエア漏れなど問題箇所の修繕により、使用電力量を11%削減できるようになった。
5
定性的な効果
小さな施策でも効果が上がることがわかり、従業員の節電意識が高まった。節電を意識して、機械修繕を積極的に行うようになった。
事例2.デマンド値と電力使用量を抑制
1
企業の情報
1928年創業の金属プレス企業。深絞りプレス加工を得意とし、製品は家電や自動車の部品などに使われる。
2
導入前の課題
デマンド値を抑制することで、電力基本料金の値上げに対応したかった。
3
実施した対策
デマンドの監視はもちろん、空調機器の制御も自動でおこなうエネルギー管理システムの導入により、現場環境を守りつつ高い節電効果が期待できた。
4
定量的な効果
電力削減率は5%OFF。デマンド値の抑制もできており、基本料金のアップも抑えている。
5
定性的な効果
節電のため、工場のスタッフに負荷をかけることなく制御できており、以前と変わりなく運用できている。
事例3.社員が連携して節電対策を実施
1
企業の情報
工業用原料向けの大型紙袋を中心に、ポリエチレン袋、PPアルミパックなど各種包装資材を提供するメーカー。
2
導入前の課題
コスト削減の一環で電気料金の削減を図るとともに、全社員に対して省エネの意識を高めたかった。
3
実施した対策
異なる部署で大型機械を同時使用することが、デマンド値に影響を与えることが判明。部署間で調整しながらデマンド値の抑制に努めた。
4
定量的な効果
導入したことで電気使用量を9%削減。システムの導入コストも10年でペイできる想定。
5
定性的な効果
全社員に節電に対する啓蒙ができたうえ、部署間で連携しながら節電目標を達成できたことで横のつながりが深まった
事例4.省エネ推進活動をさらに加速
1
企業の情報
生コンクリートの製造販売。環境保全・社会貢献を重要視した事業展開に取り組んでいる。
2
導入前の課題
CSRの取り組みとして省エネを推進しているが、その活動をさらに進めたい。
3
実施した対策
LED照明をいち早く取り入れるなど節電対策を実施。さらなる節電を目的に、リアルタイムで電力需要を確認できるデマンド監視装置を導入。
4
定量的な効果
ピーク時の電力消費量を抑えることで、契約電力を20kW下げたプランに変更。電力使用量も削減できた。
5
定性的な効果
省エネ活動が評価され、東京都の温暖化対策セミナーで取り組みの紹介を発表するなど、さらなる社会貢献に努めている。
事例5.設備稼働の見直しで大幅な省エネ
1
企業の情報
半導体や液晶の製造装置、印刷関連機器などの産業用機器を提供するメーカー。
2
導入前の課題
事業所単位で構築していたEMSが不効率なうえ、エネルギー管理体制も全社への働きかけが不十分だった。
3
実施した対策
EnMS(エネルギーマネジメントシステム)認証を目指し、エネルギー監視とデータ検証を第三者機関に委託。
4
定量的な効果
EnMSを取得できるとともに、CO2削減量は年間110t、エネルギー削減量は原油換算で年間60klを実現。
5
定性的な効果
さらなるエネルギー効率化を目指し、データ分析・検証に注力。

参照元:ISO50001ポータルサイト http://iso50001.jp/images/jirei/jirei002.pdf

事例6.設備更新で省エネ効果を向上
1
企業の情報
伝動・制御・位置決めなど機械要素部品の専門メーカーで、450年以上の歴史がある老舗企業。
2
導入前の課題
省エネ法改正で特定事業者になったことを受け、エネルギー削減が義務化。あわせて、省エネによる生産性の向上もめざした。
3
実施した対策
老朽化した設備を更新するとともに、機器ごとのエネルギーマネジメントとしてエコサーバーシステムを導入。
4
定量的な効果
年間エネルギーの生産高原単位の目標だった3%削減を大幅に達成。売上高エネルギー原単位は前年比14.6%削減。
5
定性的な効果
EnMS導入に際して、エネルギーマネジメントに関する社内教育を実施するなど、社員の意識向上も省エネに貢献している。

参照元:経済産業省資源エネルギー庁 https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/iso50001/case/index.html

事例7.見える化で大量消費の原因を特定
1
企業の情報
半導体や液晶、LEDの製造・関連装置を提供するメーカー。半導体工場での設置やメンテナンスにも対応する。
2
導入前の課題
東日本大震災後のエネルギー供給に関する不安から、節電活動が活発化。EnMS導入をめざす。
3
実施した対策
電力量を月間500kWh削減をめざし、エネルギー消費データを分析するとともに、空調温度の適正化、照明のLED化など省エネ対策を推進。
4
定量的な効果
月間500kWhの電力削減を達成。消費エネルギーの見える化により、工場内のクリーンルームで消費量が多いことが判明した。
5
定性的な効果
各種データを全社員に共有するなどの活動で、エネルギー管理に関する社員の意識向上が図れた。

参照元:経済産業省資源エネルギー庁 https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/iso50001/case/index.html

事例8.次世代工場を目指しスマート化
1
企業の情報
日立製作所における情報制御システムの設計・製造を担うインフラシステムのメーカー。
2
導入前の課題
次世代スマートファクトリーをめざし、CO2排出量削減の推進をはじめ、エネルギー使用の効率化を図るしくみが必要だった。
3
実施した対策
電力使用量の可視化をおこなうとともに、太陽光発電設備や蓄電池設備、FEMS(空調制御)の導入。
4
定量的な効果
電力コストを前年比13%削減、エネルギー消費原単位の1%削減を実現。
5
定性的な効果
ピーク電力に近付くと、経営陣から現場の作業者まで共通の課題意識を持って業務に当たれるようになった。

参照元:経済産業省資源エネルギー庁 https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/iso50001/case/index.html

事例9.顧客への提案力強化にも貢献
1
企業の情報
空調設備や給排水設備の設計から施工まで担う企業。官公庁の公共工事にも携わっている。
2
導入前の課題
環境に密接にかかわるビジネスを展開する企業であるため、エネルギー管理にも積極的に取り組む必要があった。
3
実施した対策
空調用電力の削減と車両ガソリン使用量の削減をめざし、空調・車両の適正運用をルール化。また、空調熱流体解析技術も活用した。
4
定量的な効果
空調用電力は消費原単位の14%削減、車両ガソリンは使用原単位の7%削減(いずれも前年比)。
5
定性的な効果
EnMS導入により社会的評価が向上するとともに、顧客への省エネ提案力の強化も図れた。

参照元:経済産業省資源エネルギー庁 https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/iso50001/case/index.html

事例10.各プラントを統一して管理
1
企業の情報
1990年設立の地域冷暖房事業を展開する企業で、各施設への熱供給などを行っている。
2
導入前の課題
プラントの運営開始から10年程度が経過し、中央監視システムが老朽化してきたためシステム更新の検討を始めた。
3
実施した対策
これまでは3か所あるプラントについて、各々独立したシステムにより管理を行っていたが、更新を機に統一システムを導入しプラント間の協力体制やコスト削減を図った。
4
定量的な効果
新システムにより電気・ガスの両エネルギーを効率的に利用するベストミックスが実現されている。
5
定性的な効果
運転支援システムの画面が本社オフィスでも閲覧できるようになり、各部門や経営層が運転の状況を確認できるようになった。

参照元:アズビル https://www.azbil.com/jp/case/aac/nou_430/index.html

事例11.品質管理と環境保護を同時に強化
1
企業の情報
東日本でグリコグループが展開していた3社の生産会社が統合されて誕生した企業。
2
導入前の課題
生産する商品の品質保証や生産工程で発生する二酸化炭素排出量削減などの環境保護への取り組みを強力に推進すべく、各システムを導入した。
3
実施した対策
これまでも品質保証と環境保護には力を入れており、今回を機に江崎グリコ本社主導のもと、入退室管理・食品トレーサビリティシステム、中央監視システムの導入を行った。
4
定量的な効果
現場の生産プロセスを踏まえながら省エネ施策を立案し、エネルギー削減が実現されている。
5
定性的な効果
食品トレーサビリティにより問題ロットの洗い出しや事故の防止、入退室管理による勤怠管理の参考データを得られるようになっている。

参照元:アズビル https://www.azbil.com/jp/case/aac/nou_410/index.html

事例12.機器の稼働把握による見える化
1
企業の情報
創業以来、70年以上の長きにわたりタンカーやコンテナキャリアなどの船舶を建造してきた企業。
2
導入前の課題
工業系統用・塗装工場用に分かれていたエアの系統について、コンプレッサの老朽化のために更新を検討した。
3
実施した対策
これまでは所長を中心とした省エネ推進会議により省エネパトロールなどに取り組んでいたが、コンプレッサの更新を機に両系統のコンプレッサを協調制御させて全体の最適化を図ったことにより取り組み状況の見える化が実現できた。
4
定量的な効果
稼働後6ヶ月時点では電力量が月平均で前年度比16%程度の削減、電力のデマンド契約も350kW程度の削減を実現している。
5
定性的な効果
これまで把握できなかった機器の稼働状況がデータで蓄積できるようになったため、さらなる省エネルギーを追求できる体制が整った。

参照元:アズビル https://www.azbil.com/jp/case/aac/nou_407/index.html

事例13.見える化による効率的な電力削減
1
企業の情報
世界に市場展開する印刷インキメーカーで、有機顔料や合成樹脂をもとに複数の事業展開を行っている企業。
2
導入前の課題
東日本大震災後に発生した電力需要のひっ迫によりエネルギー把握と削減への取り組みの重要さを痛感し、「見える化」を実現するシステムの導入を決断した。
3
実施した対策
工場では以前から発電設備の整備などに取り組んでいた。 EMSの導入により各現場の使用電力などを確認することが可能になり、新たに設置した省エネルギー推進委員会が省エネ活動に取り組めるようになった。
4
定量的な効果
導入した2012年と2010年の同期間対比で、製造部門の電力原単位・補管部門の電力使用量共に当初の目標を大幅に上回る成果を実現している。
5
定性的な効果
「見える化」が実現されたことにより、従業員の省電力・省エネルギーに対する当事者意識が醸成されている。

参照元:アズビル https://www.azbil.com/jp/case/aac/nou_403/index.html

事例14.電力使用量の見える化と需要予測
1
企業の情報
2005年に包装容器メーカー2社が合併して生まれた、段ボール・紙器製品の供給を行う企業。
2
導入前の課題
東日本大震災に伴って発令された電気事業法第27条を契機に、生産現場における電力消費の見える化に着手した。
3
実施した対策
これまでは検針データを取り込み伝量使用量を把握していたが、あくまでも過去の実績数値だった。新たな管理システムの導入により電力消費の結果だけでなく、需要予測も行えるようになった。
4
定量的な効果
今回の取り組み施策により、政府が設定した電力削減義務を達成できている。
5
定性的な効果
管理システムを見ることができるパソコンを生産現場に設置しており、現場担当者の省エネ意識の醸成も図れている。

参照元:アズビル https://www.azbil.com/jp/case/aac/nou_369/index.html

事例15.設備を強化する省エネシステム
1
企業の情報
建築の構造材に使用される鋼材などを生産する大手製造業。
2
導入前の課題
今後の増産計画として工場への大型設備投資が決定した際、利用する補助金の補助率を上げられる取り組みとして検討した。
3
実施した対策
導入を決めていた設備の状況なども踏まえた上で更なる省エネ余地を検討し、加熱炉の最適温度制御や燃焼空気ブロワのインバータ制御が行えるシステムの導入に至った。
4
定量的な効果
新システムの導入により年間削減目標である原油換算500klを達成した。
5
定性的な効果
取り組みによる省エネルギー化に伴い、省力・省人化の効果も出ている。

参照元:アズビル https://www.azbil.com/jp/case/aac/nou_473/index.html

事例16.燃料転換を後押しするEMS
1
企業の情報
生乳や脱脂粉乳、生クリームやチーズなどの製品の生産や、自社工場への原料供給を行っている企業。
2
導入前の課題
工場の設備更新時期を控え、高効率化や地球温暖化対策に取り組むため燃料転換を行うことを模索している中で検討に入った。
3
実施した対策
これまでも省エネには取り組んでいて、今回は蒸気圧の減圧制御を行えるEMSの導入を行い、本社からもエネルギーの使用状況や制御状況を確認することができるようになった。
4
定量的な効果
燃料転換・蒸気圧減圧に付帯する工事が完了してからエネルギー削減量は順調に推移し、5か月間の実績として年間削減目標値の5割以上を達成した。
5
定性的な効果
今まで把握できていなかった情報が把握できるようになり、設備管理が容易になった。

参照元:アズビル https://www.azbil.com/jp/case/aac/nou_471/index.html

事例17.最適化による発電量の強化
1
企業の情報
特殊東海製紙(株)の主力事業であった産業用紙事業に注力するため、2016年に工場が分社化された企業。
2
導入前の課題
バイオマス発電設備を導入するにあたって利用を検討していた補助金の補助率引き上げの対象となるため導入を検討した。
3
実施した対策
以前のパルプ部門の制御システムの実績も踏まえEMSを導入し、自家発電設備を常に最適化に制御することで、同じエネルギー使用量でもより発電力が大きくなるような運転を実現できた。
4
定量的な効果
省エネ効果を検証するための確定検査を実施すると、エネルギー削減要件である原油換算500kl/年を達成した。
5
定性的な効果
ほとんどお任せの状態で最適化が実現されており、オペレータの負担が軽くなった。

参照元:アズビル https://www.azbil.com/jp/case/aac/nou_460/index.html

事例18.投資効果をアップさせるEMS
1
企業の情報
2~3年後をめどに工場設備のリニューアルを予定しており、コスト・省エネなどの観点からどのような設備が自社に適しているか考えていた電機メーカー。
2
導入前の課題
夏場のエネルギー使用量が高いという課題があり、当該設備の更新だけでは投資コストが薄くなってしまうという課題を抱えていたため導入を検討した。
3
実施した対策
夏場のエネルギー使用量が高かった要因として、更新を検討していた設備の効率が悪く冷熱源システムが非効率だったことが判明したため、新たな冷熱源省エネシステムを導入した。
4
定量的な効果
高効率運転制御によりシステム全体の効率化が可能になり、省エネ量がアップした。
5
定性的な効果
システム稼働後にも適切な指導を受けられ、計画通りの省エネ効果を得られることが確認できた。

参照元:東芝三菱電機産業システム https://www.tmeic.co.jp/product/industries/process/facility/ems/case/

事例19.事業所間での省エネ情報の共有
1
企業の情報
鶏肉の加工を中心に、冷蔵センターや配送センターから小売施設までを運営している企業。
2
導入前の課題
鹿児島県内にある13の事業所全てで省エネに取り組んでいる。
3
実施した対策
加工工程や空調の使用を見直し、機器の立ち上げ分散に取り組んだ結果、ほとんどの事業所でデマンド値の改善を実現しました。他にもオペレーション改善や照明交換などによりさまざまな改善効果が出ている。
4
定量的な効果
過去の実績と比較すると使用電力量5.3%の削減を実現している。
5
定性的な効果
各事業場での実践結果を共有することにより、社内に多くのノウハウが積みあがっている。

参照元:日本テクノ https://www.n-techno.org/?p=338

事例20.省エネを加速させるEMSの導入
1
企業の情報
4,000億円以上の売上とグループ連結で10,000人以上の従業員を抱えるバネの世界的メーカー。
2
導入前の課題
2008年に全社的にCO2の削減目標を掲げてから本格的な省エネ改善に取り組み始め、さらなる改善をするためには「電力の見える化」が必要だと感じ導入を検討した。
3
実施した対策
以前は毎月1回、担当者が時間をかけて変電設備を巡回しデータを収集していた。電力監視システムを導入し、電力集計システム・省エネ改善の効果測定ツールとして活用している。
4
定量的な効果
電力使用状況の把握が容易になったことにより、電力使用概況の目安・指標を設定し管理できるようになった。
5
定性的な効果
実績の分析迅速化や改善効果の短時間での確認が行えるようになった。

参照元:セイコーソリューションズ https://www.seiko-sol.co.jp/case/nhk-spg/

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商業施設のエネルギーマネジメントシステム導入事例

スーパー等小売店のエネルギーマネジメントシステム導入についてご紹介していきます。

事例1.自動制御で消費電力を10%削減
1
企業の情報
埼玉県を中心に展開する総合食品スーパー。鮮度のよい食材をリーズナブルな価格で提供している。
2
導入前の課題
快適な店内環境を維持しながら電気代を削減し、その削減分を顧客サービスに還元したい。
3
実施した対策
消費電力の見える化で、スタッフに節電意識を啓蒙。さらに効果を高めるため、電力使用量を自動制御できるエネルギー管理システムを導入した。
4
定量的な効果
自動制御により消費電力は10%削減に成功。スタッフの節電意識の高まりによって、さらに削減できた。
5
定性的な効果
効果が確認された後、店内照明をLEDに交換するなど、さらなる節電にも取り組んでいる。
事例2.CO2排出量を3割以上削減
1
企業の情報
京急線上大岡駅(横浜市)に直結する大規模複合施設。商業施設やオフィスタワーなどから構成される。
2
導入前の課題
施設のエネルギー消費量について、省エネ法で定める年間3,000キロリットル以下(原油換算)に削減することが求められた。
3
実施した対策
主に空調設備の運用見直しで、制御プログラムの追加や設定値変更などの運用改善によって、エネルギー消費のムダを削減。
4
定量的な効果
2010~2012年度までの3カ年で、CO2排出量を31.3%削減。
5
定性的な効果
冷水・温水ポンプの動力にかかる電力を削減。室内温度設定も、時期に応じて柔軟に変動させることで、温水使用量をほぼゼロに。

参照元:アズビル https://www.azbil.com/jp/case/bsc/nou_424/index.html

事例3.CO2取引をおこなう複合商業施設
1
企業の情報
国内最大級の全天候型施設で、160もの店舗や施設が集まる複合商業施設。
2
導入前の課題
これまで大規模な省エネ対策を複数回実施してきたが、冬場のエネルギー消費量の削減が難しかった。
3
実施した対策
空調機ファンと温水搬送ポンプにインバータ導入により、風量や流量を最適に制御。電気使用量の削減をめざした。
4
定量的な効果
冬場5カ月間におけるエネルギー消費量を、1.05%削減。目標値を大幅に上回る省エネ青果をあげられた。
5
定性的な効果
ショッピングモールとしては先進的な取り組みとして、CO2取引を実施している。

参照元:アズビル https://www.azbil.com/jp/csr/pdf/report2011.pdf

事例4.地下街の省エネを推進
1
企業の情報
神戸市の中心地・三宮の地下に広がるショッピングモール「さんちか」の運営会社。
2
導入前の課題
中央監視システムの更新にともない、リアルタイムでデマンド監視ができるしくみを検討していた。
3
実施した対策
スマートフォンや大型LCDなどで、エネルギーの消費状況を確認できる環境を構築。全スタッフが情報を共有しやすくなった。
4
定量的な効果
導入から2年で、ピーク時の電力を600kW削減。デマンド契約値を下げることにもつながった。
5
定性的な効果
施設運営スタッフだけでなく、テナント企業にも照明のLED化を進めるなど、省エネ意識の向上が広がっている。

参照元:アズビル https://www.azbil.com/jp/case/bsc/nou_406/index.html

事例5.省エネ目標の2倍を超える成果
1
企業の情報
神奈川県藤沢市にある水族館。相模湾の生態系を再現した大型水槽など、さまざまな展示施設がある。
2
導入前の課題
中央監視システムでは主要設備の警報に限られ、水槽内の水温などはスタッフが確認するなど省エネ施策の展開に限界があった。
3
実施した対策
飼育施設の温度や水位なども中央監視システムで確認できるようにし、さらにポンプ類のインバータ制御、空調機の間欠運転など実施。
4
定量的な効果
当初の省エネ目標と比べ、1年目は約240%、2年目は257%など、2倍を超える成果が得られている。
5
定性的な効果
現場作業の省力化につながるとともに、職員の省エネに対する意識向上にも寄与している。

参照元:アズビル https://www.azbil.com/jp/case/bsc/nou_425/index.html

事例6.監視システムの統合で省エネ推進
1
企業の情報
水族館を中心に、遊園地やショッピングモールなどが集まる横浜市の複合レジャー施設。
2
導入前の課題
施設ごとに分散していた監視システムを中央で一元管理するとともに、BES導入によるエネルギー消費実態の把握が求められた。
3
実施した対策
全施設の管理を中央監視システムに統合。
4
定量的な効果
電気使用量など、個別にしか把握できなかった設備などの稼働状況が可視化され、エネルギー消費の最適化に貢献。
5
定性的な効果
各施設の監視員の作業負荷が大幅に軽減されるとともに、トラブル対応のスピードも迅速になった。

参照元:アズビル https://www.azbil.com/jp/corporate/pr/library/pr/2011/__icsFiles/afieldfile/2011/08/02/azbil1105.pdf

事例7.テーマパークの省エネを3人で監視
1
企業の情報
高さ165mの大観覧車をはじめ、多様な施設が集まったアミューズメントパーク。シンガポールのランドマークになっている。
2
導入前の課題
空調設備を安定稼働させるとともに、シンガポール政府の省エネ推進制度「グリーンマーク」の認定取得も目標にしていた。
3
実施した対策
中央監視システムで、冷水ポンプの適正稼働などすべての空調設備を監視・制御。
4
定量的な効果
BEMSで自動制御できるため、最小限の人数(3名)で施設全体の監視・制御ができている。
5
定性的な効果
グリーンマークを取得。空調設備の継続的な安定稼働も実現。

参照元:アズビル https://www.azbil.com/jp/corporate/pr/library/pr/2011/__icsFiles/afieldfile/2011/09/20/azbil1110.pdf

事例8.売上を補う省エネのコスト削減
1
企業の情報
九州に本部をおく観光葬祭業を中心としたグループ企業で、埼玉県で主に婚礼事業を展開している事業所。
2
導入前の課題
婚礼需要の減少を機に、グループ内で経費の見直し及び削減がテーマになったことをきっかけに導入を検討した。
3
実施した対策
基本料金を決める契約電力の仕組みを理解していなかったため簡易な節電のみに注力していたものの、空調集中管理システムのモニターによる管理を行うことにより大幅な節電を実現することができている。
4
定量的な効果
導入前年の実績と比較して、電気使用量を15.1%削減することに成功している。
5
定性的な効果
節電が実現できたことにより、次のステップとして他の経費削減にも取り組めるようになった。

参照元:日本テクノ https://www.n-techno.org/?page_id=15

事例9.多店舗展開を支えるEMS
1
企業の情報
首都圏を中心に全国で多数の店舗を展開している家電量販店を運営する企業。
2
導入前の課題
東日本大震災を契機に、3店舗でのトライアル導入を経た上で導入店舗を順次拡大してきた。
3
実施した対策
今までは店舗側の裁量で節電を行っていたものの、EMSの導入により店内のセンサーでの空調自動制御や本社からのクラウド管理による全店舗の空調設備コントロールなど効果的な省エネ対策を取ることができるようになっている。
4
定量的な効果
利用開始年と比較して、使用電力を43%削減することに成功している。
5
定性的な効果
自動制御により常に快適な環境が保たれるようになっており、従業員の主観の影響を取り除けるようになった。

参照元:日立システムズ https://www.hitachi-systems.com/case/distribution/1808/

事例10.店内環境を最適に保つEMS
1
企業の情報
書籍や音楽、映像、ゲームなどのエンターテインメント商品の販売やレンタルを行う店舗を300店舗展開している企業。
2
導入前の課題
省エネや見える化を検討していたところ提案を受け、お客様の滞在が長い店舗において重要な点内温度環境を安心して任せられるシステムなので導入した。
3
実施した対策
過去には別の省エネシステムを導入したが、店内の環境維持はがうまくいかなかった。今回導入したEMSは店舗の自主性と省エネ行動の両立を図れるもので、データをインターネットで確認することもできた。
4
定量的な効果
自動制御による空調の効率運用で使用電力量を22%削減し、デマンド管理を行うことで契約電力を13%削減することに成功している。
5
定性的な効果
無理な省エネを行うことなく、温度センサー情報に基づく空調の自動制御により、店内環境を悪化させることなく管理できている。

参照元:EMI https://emi-group.co.jp/casestudy/

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飲食店のエネルギーマネジメントシステム導入事例

飲食業のエネルギーマネジメントシステム導入についてご紹介していきます。

事例1.節電施策を実施し省エネを実現
1
企業の情報
三重県鳥羽市に位置する、従業員数10名程度の日本料理店。
2
導入前の課題
知識がなく省エネ策が実現できていなかったところに、営業担当からサービス提案を聞いて導入を決意した。
3
実施した対策
アドバイスを踏まえ、ピーク時に冷凍ストッカーの電源を切る・冷蔵庫の霜取り回数を減らす・空調機の稼働タイミングをずらすなどの対策に取り組んだ。
4
定量的な効果
過去の実績と比較して使用電力量28.8%ダウンで、年間約100万円の電気代節約を実現した。
5
定性的な効果
自分たちでは思いつかないアドバイスを受けることができ、納得・満足度が向上した。

参照元:日本テクノ https://www.n-techno.org/?p=502

事例2.電気の見える化による状況共有
1
企業の情報
茨城県水戸市に位置する、茨城県の郷土料理を家族連れや観光客に提供する和食レストラン。
2
導入前の課題
系列店にEMSを導入し成果があがっていたため、当該店舗でも電気の見える化を図っていくことが決まり導入を検討した。
3
実施した対策
今までは気にしつつも作業優先となっていたものを、EMSの導入によりデマンド値に応じた警報アラームなどにより従業員の省エネ意識を促すよう取り組んだ。 電気の見える化を通して、さまざまな省エネ策を検討・実施している。
4
定量的な効果
過去の実績と比較して電気使用量5.1%ダウンの実現に成功した。
5
定性的な効果
広い店舗・多い従業員ながらに省エネに対する意識が根付いて、取り組みのための意識継続ができるようになっている。

参照元:日本テクノ https://www.n-techno.org/?p=927

事例3.見える化による従業員の意識改革
1
企業の情報
1963年の創業以来、沖縄県で25か所のハンバーガーチェーン店「A&W」を展開している企業。
2
導入前の課題
省エネを通じて沖縄県の自然を守ることが、お客様に満足して頂ける店舗づくりに繋がると考え全店を挙げて取り組むようになった。
3
実施した対策
まずは1店舗で使用量が把握できるメーターの導入から始め、その後各店でも導入し設備の利用時間や倉庫の配置換えなどによる省エネ対策を随時実施した。
4
定量的な効果
過去の実績と比較して電気使用量13.4%の削減に成功している。
5
定性的な効果
電気代の削減目標を掲げられるようになり、省エネに対する意識・興味が高くなってきた。

参照元:日本テクノ https://www.n-techno.org/?p=965

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学校のエネルギーマネジメントシステム導入事例

これから必要性が拡大していく教育施設のエネルギーマネジメントシステム導入についてご紹介していきます。

事例1.広い学園でも自動制御で負担軽減
1
企業の情報
1939年の建学から80年以上の歴史を誇る、高校・短大を運営する学校法人。
2
導入前の課題
少子化にともなう経営のスリム化を目指すうえで、電気料金の削減も必要だった。
3
実施した対策
電気料金の値上げを契機にデマンド監視装置を導入。広い学園内の設備を人手で調整するのが大変だったので、自動制御によるエネルギー管理システムを導入した。
4
定量的な効果
自動制御により、月額6万円の電気料金削減に成功。管理負担も大幅に軽減できた。
5
定性的な効果
節電効果をさらに高めるため、LEDや人感センサーなど設備投資も模索できるようになった。
事例2.学生を中心とした環境対策活動
1
企業の情報
1949年に創設され、現在では9の学部と11の研究科、13の研究センターなどで構成される総合大学。
2
導入前の課題
2004年から学生委員会に所属する学生を中心にシステムの構築に着手した。
3
実施した対策
これまではISO14001の認証を受けた環境マネジメントシステムの運用を行っていた。既存システムや省エネリーダ会議などの活動をうまく利用して最小限の工数かつ広範囲なEMSを構築し、運用を開始している。
4
定量的な効果
本件取り組みによって、千葉大学の全キャンパスで合計5.49%の電気削減量が見込まれている。
5
定性的な効果
学生に対する実務教育機会の広がりと、学生から地域社会へのノウハウ普及が進むことが期待されている。

参照元:経済産業省資源エネルギー庁 https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/iso50001/case/index.html

事例3.自発的な省エネを促すシステム
1
企業の情報
理系単科大学で、科学技術を中心とした教育・研究を展開し、技術者・研究者を社会に送り出している国立大学。
2
導入前の課題
学内にいる教職員や学生がどの程度節電すればいいかを把握できておらず、「見える化」の仕組みが不可欠だと考え導入を検討した。
3
実施した対策
これまでは中央監視システムにより電力消費量に応じて学内に自動放送で呼びかける仕組みが採用されていた。 新システムの導入により建物ごとの管理やWebから電力使用状況の確認ができるようになった。
4
定量的な効果
電力消費がピークを迎える冬場を通して、今まで以上に高い省電力効果が得られるものと期待をされている。
5
定性的な効果
電力使用や省電力に対する、学生や教職員の関心が高まっている。

参照元:アズビル https://www.azbil.com/jp/case/aac/nou_402/index.html

事例4.電力使用量の見える化による改善
1
企業の情報
9の学部と5の大学院研究科、2の専門職大学院、2の研究所、医歯学総合病院を有する大規模な総合大学。
2
導入前の課題
東日本大震災後に発令された電気事業法第27条を契機に新たな取り組みが始まった。
3
実施した対策
大学の活動は異なる地域にある2つのキャンパスで行われており、両拠点における既存の建物管理システムをもとに使用電力の可視化が図られた。新たな管理システムを導入すると、元の施設管理用画面よりも見やすく取り扱いやすくなった。
4
定量的な効果
2011年夏季の実績として、当初目標だった20%削減を大きく上回る23%削減という結果を出すことができた。
5
定性的な効果
他の地区の電力使用状況と比較ができるため、学生・教職員の節電に対する意識改革にもなった。

参照元:アズビル https://www.azbil.com/jp/case/aac/nou_377/index.html

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その他のエネルギーマネジメントシステム導入事例

ゴルフ場などのレジャー施設やCSR活動としてなど、さまざまな業態や目的のエネルギーマネジメントシステム導入についてご紹介していきます。

事例1.震災時の節電要請にも柔軟に対応
1
企業の情報
日本の空の玄関として1978年に開港。2004年に完全民営化され、施設整備など空港運営全般を担っている。
2
導入前の課題
広い空港施設内の快適性を保ちながら、さらなる効果的な省エネ施策を進めることが求められた。
3
実施した対策
BEMSの収集データをもとに、空調設備の設定や外気導入量の見直しなどを実施。エネルギー損失を最小限に抑えながら運転の最適化を行った。
4
定量的な効果
空調機の稼働時間を短縮しても、快適さを損なわず省エネ運用を実現できた。
5
定性的な効果
東日本大震災後の節電対策にも、BEMSを活用した省エネ施策のノウハウが生かされている。

参照元:アズビル https://www.azbil.com/jp/case/bsc/nou_374/index.html

事例2.省エネ率20%以上の効果を達成
1
企業の情報
全国120カ所以上のゴルフ場を運営する、日本最大級のゴルフ場運営会社。
2
導入前の課題
改正省エネ法の施行にともない、管理するゴルフ場を含めすべての施設のエネルギー管理が必要になった。
3
実施した対策
高効率の空調設備や給湯器など設備を置き換え、これらの運転データをBEMSで把握できるようにした。
4
定量的な効果
ゴルフ場によっては、省エネ率の目標値(15.7%)をはるかに超える20%以上を達成できた。
5
定性的な効果
機器交換によってメンテナンスの手間も大幅に軽減。また、リアルタイムでエネルギー使用量を確認できることから、使用量の急激な変動にも迅速な対応ができるようになった。

参照元:アズビル https://www.azbil.com/jp/case/bsc/nou_385/index.html

事例3.EnMS取得で省エネ意識が高まる
1
企業の情報
再開発地域における電気供給や冷水・蒸気等の熱供給など、インフラに関する事業を展開。
2
導入前の課題
環境の変化に対応するため、より体系的なエネルギーマネジメントを構築する必要があった。
3
実施した対策
冷凍機更新工事をおこなうとともに、高効率の省エネ施策を実施。
4
定量的な効果
冷凍機をガス吸収式から電動ターボ式に更新したことで、エネルギー消費原単位は前年比10%低減するなどパフォーマンスが向上した。
5
定性的な効果
スタッフのエネルギー管理に対する意識が高まるとともに、データに基づく改善策が打てるようになり改善提案がしやすくなった。

参照元:経済産業省資源エネルギー庁 https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/iso50001/case/no1tokyoenergy.html

事例4.従業員満足度を高める省エネ施策
1
企業の情報
全国に広がるファッションビル「パルコ」の開発サポートから、設計、施工、運営管理までを担う。
2
導入前の課題
環境や省エネに対するニーズの高まりから、社員のさらなる省エネ意識の向上と、活動の継続的な改善をめざす。
3
実施した対策
エネルギー削減目標として、照明電力は基準値(2011年実績)の66%に、空調用電力は基準値の81.5%に設定。時間外勤務時間の削減やクールビズ・ウォームビズを実施した。
4
定量的な効果
照明電力は33.6%減、空調用電力27.1%減と、いずれも達成。
5
定性的な効果
時間外勤務時間の削減にも取り組んだことで、社員満足度も高まった。

参照元:経済産業省資源エネルギー庁 https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/iso50001/case/no2parco.html

事例5.エネルギー消費量を20%削減
1
企業の情報
ビル管理業をメインに、公共施設やスポーツ施設、医療関連サービスなどを手掛ける企業。
2
導入前の課題
顧客からの省エネ要求の高まりを受け、EnMSを導入するとともに、光熱費削減のコンサルティング力を高めたかった。
3
実施した対策
EnMSマニュアルや運用規定文書、マネジメントレビュー実施。機器運転設定の適正化もおこなった。
4
定量的な効果
エネルギー使用量を前年比20%削減を目指したが、目標通り達成できた。
5
定性的な効果
エネルギー使用状況のトレンドを把握するとともに、予防的な対応を実施するなど省エネに関する設備員の意識が向上した。

参照元:経済産業省資源エネルギー庁 https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/iso50001/case/index.html

事例6.競合との差別化でEnMS導入
1
企業の情報
関西で営業展開する産業廃棄物処理業者。主に、産業廃棄物の収集運搬と中間処理を担っている。
2
導入前の課題
以前よりエネルギーマネジメントに積極的に取り組んでいるが、そのPRと、競合との差別化を図るため、より効果的な省エネ対策に取り組む必要があった。
3
実施した対策
稼働設備の最適化を図るため台数を制御するほか、照明のLED化、ピーク時電力の抑制などの施策を展開。
4
定量的な効果
エネルギー消費原単位が、前年度比で1%削減。電気料金も下がり、コストメリットも実感している。
5
定性的な効果
社員のさらなる省エネ意識を向上できた。

参照元:経済産業省資源エネルギー庁 https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/iso50001/case/index.html

事例7.エコで快適な庁舎を実現
1
企業の情報
1971年の竣工以降、長きにわたり地元区民に親しまれてきた庁舎。2016年に新庁舎を建設し、注目を集めている。
2
導入前の課題
開庁から40年以上が経過したため設備の老朽化や保守コストの増大が課題となり、耐震性やバリアフリーへの対応も含めて導入が検討された。
3
実施した対策
利用者からは冷暖房の効きが悪いなどの声もあったが、BEMSの導入により空調システムの監視やエネルギー使用量が確認できる見える化モニターの設置などを行い、快適に来庁頂ける空間を実現できた。
4
定量的な効果
旧庁舎に比べて面積が約1.5倍になっているにも関わらず、光熱水費の中では前年より少なくなっているものもあるなどの効果が現れている。
5
定性的な効果
見える化モニターの設置により、来庁者や職員の省エネ意識を向上させることができた。

参照元:ジョンソンコントロールズ https://www.johnsoncontrols.com/ja_jp/insights/2019/case-study/kanazawaku_general_government_building

事例8.需要側で取り組める省エネ活動
1
企業の情報
真宗大谷派の本山で、京都にある寺院です。文化施設に調和したさまざまな省エネに取り組んでいる。
2
導入前の課題
原子力に依存しない社会の実現を目指しており、供給側だけでなく需要側でも対策を実施する必要があると考え、導入を検討した。
3
実施した対策
これまでにさまざまな省エネ設備の導入を進めており、今回のEMS導入により施設ごとのデータ把握が容易になった。思わぬ電力使用の発見などに繋がり、運用改善に役立っている。
4
定量的な効果
計測データの確認を踏まえた運用の見直しを行い、空調の電力使用量の削減とデマンドを85kW削減することに成功している。
5
定性的な効果
計測データの負荷要因を調べることにより、不必要に稼働していた設備のあぶり出しも行えている。

参照元:EMI https://emi-group.co.jp/casestudy/

事例9.最適運用を自動制御するEMS
1
企業の情報
長崎市にあるオランダの街並みを再現したテーマパークで、環境問題への事業や取り組みを行っている。
2
導入前の課題
さまざまなエネルギーに関する事業や取り組みを行う中、CGSの運用におけるガス供給のバランスなどが課題となっていた。
3
実施した対策
これまでは大型のCGSを利用する中で、運用管理者が常に負荷需要やガス残量を気にしながら手動で行っていた。今回EMSを導入することにより、補給スケジュールや最適な運用計画に基づく自動制御が実現可能になった。
4
定量的な効果
電気やガスのコスト削減、最適な契約電力などで年間1,400万円へのコスト削減効果が期待できる。
5
定性的な効果
今まで手動で制御していたものを自動制御で管理できるようになるため、運用管理者の負担軽減効果も得られた。

参照元:日新電機 https://nissin.jp/product/newenergy/control/pdf/catalog_8211.pdf

事例10.自社で取り組みノウハウを蓄積
1
企業の情報
施設総合管理事業・指定管理受託事業・環境プラント事業などを行っている企業で、首都圏を中心に全国19か所に支店や営業所を展開している。
2
導入前の課題
自社の成長のため、ISO50001に基づくRMSを導入し認証を取得することを決定した。
3
実施した対策
エネルギー使用量の削減や効率化は、環境マネジメントの課題として従来から取り組んでいました。その実績を活用しながら効果を高めるため、運用方法の分析や見直しを行いBEMSの導入などを行った。
4
定量的な効果
空調設定温度の変更などにより、1日あたりの平均使用電力を8%程度削減することに成功しています。さらにデマンドについては約18%減少を目指して取り組んでいる。
5
定性的な効果
社内へのノウハウ蓄積により、管理物件におけるエネルギー管理の信頼性をお客様にアピールすることができるようになった。

参照元:経済産業省資源エネルギー庁 https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/iso50001/case/index.html

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エネルギーマネジメントシステムとSCADAの違い

SCADA(Supervisory Control And Data Acquisition)とは、主に工場のインフラや生産工程などを監視制御するシステムで、データを取得できる点においてもエネルギーマネジメントシステムと同じです。

エネルギーマネジメントシステムは、エネルギーに特化したシステムですから、SCADAと比べれば導入コストを削減できます。また、既存のSCADAを活用してエネルギーマネジメントシステムを構築する事例もみられます。

エネルギーマネジメントシステムとBA(中央監視装置)の違い

BA(中央監視装置)は、建物や施設内の設備の稼働状況やエネルギー消費量など全般をカバーする大規模システムです。エネルギーマネジメントシステムは、エネルギーに特化したシステムですから、導入コストもBAよりも抑えられます。

3つの導入理由からひも解く
エネルギー監視システム
おすすめ3選

「エネ監ポータル」では、「自社の範囲に合わせたシステム導入をしたい」、「既存設備の流用がしたい」、 「他社システムとの連携がしたい」、という導入目的に当てはまるシステムを提供している会社を提供会社の分類から1社ずつご紹介します。

ITを軸にしたエネルギー監視システム
クレアビジョンEverGreenVision
クレアビジョン

引⽤元︓クレアビジョン公式サイト(https://clairvision.co.jp/service/ever-green-vision/)

エネルギー監視システム用のソフト開発から、パッケージ化されたシステムの提供までを実施。ITを軸にした価値提供をしています。

EMSの特徴
  • 監視できるエネルギーの範囲や機能にほとんど制限がない
  • 既存計器や安価な機器も組み込める
  • 電気や水・ガスなどのエネルギーを計測できる
  • IoTに関連した機能により故障予知や原単位管理も可能
導入後サポート
充実した監視システム
マクニカKisenseⓇ
マクニカ

引⽤元︓マクニカ公式サイト(https://www.macnica.co.jp/business/energy/products/136384/)

マクニカは世界中の先端テクノロジーを組み合わせた提案・販売を得意とし、技術商社としての立場を確立してきた企業です。

EMSの特徴
  • 世界的に多数の導入実績があるEMS
  • センサーを中心に扱っている企業のため、知識力が高い
  • データレビューのサービスがあり、導入が無駄にならない
  • Windowsの操作に似た操作感で直管的に使える
ガスと電気の総合自動制御システム
東京ガスエネルギーサービス
東京ガス

引⽤元︓東京ガス(https://eee.tokyo-gas.co.jp/service/energymanagement/detail.html)

ガスと電気を対象にした自動制御によるエネルギーマネジメントシステムを提供。気象情報データと連動させた計画運転も可能です。

EMSの特徴
  • 遠隔での監視・運転制御により省コストを実現
  • 室温に応じた省エネ運転を室外機の遠隔制御により自動で行う
  • 遠隔監視により故障予知や省エネ運転なども可能

【選定条件】
「エネルギーマネジメントシステム」としてピックアップした事業者について:2023/6/30時点、「エネルギー管理システム」「エネルギーマネジメントシステム」「エネルギー監視システム」でgoogle検索を実施し、100位以内に表示された事業者52社から選出。
「自社の範囲に合わせたシステム導入をしたい」「既存設備の流用がしたい」「他社システムとの連携がしたい」「複数メーカーの機器を一元管理したい」という要望に応えられる事業者の内、各業種の分類から実績数が明確かつ多い企業をおすすめとして掲載しています。